御指摘のように、少年消防クラブに所属している皆様が消防活動に興味を持たれて、将来、消防職団員となっていただけるように、消防庁としてもしっかり取り組んで、支援をしてまいりたいと思っております。
ただ、消防職等については、これはなかなか削減ということにはなりませんで、一般職を中心に、いわゆる水道事業、下水道事業、こういうものに対して削減をいたしたわけでございますけれども。
何でかなと思っておりましたら、消防職の方は、消防吏員の方は現場に行きましても面体といって顔全体を守る防具というようなものがついたヘルメットをかぶっておるんですが、団員さんの場合にはヘルメットだけというような装備でありました。
引き続き、消防職団員が安全で円滑な災害対応ができますように、情報連絡体制や装備の充実につきまして、しっかりと取り組んでまいります。
また、その担い手といたしましては、消防職団員OB、自主防災組織の構成員、事業所の従業員などが考えられます。 先月の十九日に、大臣の方から都道府県知事と市町村長に発出していただきまして、書簡を出していただきましたけれども、大規模災害団員の導入促進を盛り込んでいただきました。
また、消防団の活動能力の維持、地域の防災力の確保の観点から、消防職団員のOBや女性から成る機能別分団の編成、あるいは地域の自主防災組織との連携強化なども重要と考えております。全国では、この機能別分団を導入しまして数十人規模で団員を増やしているというような例もございます。
それから、消防庁の方では、今の公務災害補償とは別に賞じゅつ金というのをお出ししておりまして、今回の震災に際しまして、一身の危険を顧みることなく職務を遂行して傷害を受け、そのために死亡した消防職団員の方に対して、その生前の功績をたたえるために行っておりますが、これは今般は特別賞じゅつ金ということでお一人三千万円の支給をいたしております。
第一義的には、この消防学校の設置する地方公共団体がその地域の実情に応じて判断をすべきことではないかというふうに考えておりますが、総務省といたしましても、消防学校に関するアンケートであるとか消防職団員の教育訓練に関する調査であるとか、御指摘いただいておったようなことを今実情どうなっているのかというようなことも調査をいたしておりまして、この点、この八月末には集約ができると、こういう状況でございます。
この答申では、東日本大震災における被害や応急活動などを踏まえまして、抽出した課題に対する詳細な調査検討を行い、今後の国民の安心、安全の確保のため、消防本部、消防団、自主防災組織などの充実による消防防災体制の整備を目指す必要があるとして、地震、津波対策の推進と地域総合防災力の充実強化、あるいは消防職団員の活動のあり方などについて考え方が示されております。
一方、消防職団員に関しましては、これはまた別の意味を含めて大変な心の負担の掛かる仕事でございまして、これはまた別の仕組みがございまして、被災地の要請に基づいて消防庁独自に精神科医等の専門家を派遣して、これまでに合計で十一か所で実施をいたしております。
○政府参考人(原正之君) 今回の大震災におきまして、消防職団員は極めて悲惨かつ過酷な環境の中での活動を強いられたために精神的に大きなショックやストレスを受け、これにより身体、精神あるいは行動に様々な障害が発生するおそれがあるところでございます。
あるいは、復旧復興予備費への対応のほか、被災団体においてきめ細かな施策を行うための経費や殉職された消防職団員の方々への賞じゅつ金等の経費など、これらに充てるということを予定してございます。
○片山国務大臣 消防職団員の皆さんの殉職などに対しましてはきちっと報いなければいけないということで、今制度がありまして、政府が関与しておりますのは、一つは賞じゅつ金であります。これは功績の態様によりますけれども、亡くなられた場合、一人三千万、政府から支給されます。
消防職団員の賞じゅつ金、百十名、三十三億円計上されていると思います。全国から緊急消防援助隊として、私の選挙区からも例外なく、引き続き、今は少しあれでございますけれども、兵庫県の場合は関西広域連合で専ら宮城県に行った。
○久保政府参考人 御指摘にございましたように、今回の補正予算で、東日本大震災で殉職をされた消防職団員への特別賞じゅつ金、これは一人当たり三千万の最高のものでございますけれども、これを支給するための所要額を計上しております。
一つ言えますことは、このたびお亡くなりになられた消防職団員、これらの方々は、恐らく津波による水死がほとんどではないかと思います。その場合、津波というのは震災が発生してしばらくしてから来ておりますので、通常考えられますのは、やはり消防職団員は震災発災と同時に任務に携わっているのではないかと思いますけれども、これは、今言いました二つの方の、それぞれのところでの認定の結果を待ちたいと思っております。
ここにいる議員が、多くの議員の皆さんは出初め式に出ておられるわけでありまして、消防職団員の皆さんの苦労というものを年に一回は皆肌で感じるわけであります。出初め式に出ておりますと、やはり年々数が減っているといいましょうか、あるいは地域の高齢化の中で本当に苦労されているという実態を聞くんですね。
委員会におきましては、地方公共団体における危機管理体制の整備、消防職団員の確保と報酬等の充実、危険物施設等における事故の増加原因と防止対策、消防救急無線と防災行政無線デジタル化の推進、緊急消防援助隊の即応体制の強化等について質疑が行われました。 質疑を終局し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
この機能別団員や機能別分団の導入の促進、また女性消防団員も活躍していただくようになっておりますけれども、この入団の促進といったこと、それから、団員の確保に必要な知識あるいは経験を有します消防職団員の方を地方公共団体に派遣する消防団員確保アドバイザー派遣といったものも引き続き積極的に実施していきたいというふうに考えております。
○板倉政府参考人 消防庁におきましては、今お話ございましたとおり、アスベスト対策といたしまして、消防職員、消防団員の安全確保のために、消防職団員が災害現場におきまして消防活動を行う際に空気呼吸器または石綿粉じんの吸入を防止することができる性能を有した防じんマスクなどの保護具を着用させ、消防職団員が石綿粉じんを吸入しない措置を講じるように、また、防じんマスク等につきましては、各消防本部等の実情に応じ必要
救助活動に当たる消防職団員が二次的に発生する土石の崩壊によって生命、身体の危険にさらされることなく安心、安全に活動できることを目的として、平成十五年度より開発をしているものでございます。
考えてみますと、同じ武力災害、武力攻撃災害という場合にも、本当に戦場の中で火災が起こって、それを消すことが敵方の不利になるという火災があるだろう、そういうものを丸腰の消防職・団員が対応するということは不可能であります。